CRYSTAL-BALLOON

セージはお料理やハーブティー、アロマにも用いられる万能ハーブです。

世界各地のセージの種類だけでも、500種を数えると言われています。 

その中で、浄化用として愛用されているのが、ホワイトセージです。 

もともと、ネイティブアメリカンの間で行われていた、呪術を行う際、神聖な場をホワイトセージの煙で浄める「スマッシング」と呼ばれる方法が起源です。 

ネイティブアメリカンの間では、すべては火・土・水・風の四元素に分類されると考えられていました。 

神聖な儀式の際、その場の浄化に用いる貝の器（水）、ホワイトセージ（土）、そのホワイトセージを燃やす火と燃やすことで生まれる煙（風）は、この4つの要素を満たすものであり、結果、儀式の場が浄められると考えられてきました。

ホワイトセージで浄化をするということは、聖なる世界と自分たちが繋がる、神聖な儀式でもあるのです。 

そんなホワイトセージの煙は、天然石だけでなく、お部屋の浄化にもなるので、一石二鳥の浄化方法なのです。 

◆ホワイトセージによる浄化方法 

ホワイトセージを使った浄化の仕方はとてもシンプルです。

陶器などの燃えない器や、アバロン（あわび）などの貝殻を器として用意します。 

ホワイトセージの葉を1枚手に取り、火をつけます。 

葉に火がまわり、煙があがってきたら器にセージを置きます。 

浄化をしたいアクセサリーを、煙の中をくぐらせるようにいぶします。 

なお、変わったところでは、敷き詰めたセージの葉の中に天然石を埋め、しばらく寝かせる浄化方法があります。 

煙が好きでない方には、このような方法もおすすめします。

日々の浄化で石の照りや輝きが元に戻らず、石がくぐもってきたと感じたときは、リセット浄化をおすすめします。 

リセット浄化やゼロ浄化は、石の取り扱いになれたお店などにお任せすることをおすすめします。 

【ホワイトセージでの浄化に向かない石】 

カルセドニー、アゲート、ジャスパー、ターコイズ、ハウライト、ラピスラズリなど

多孔質の石の場合、煙の成分が石に付着しやすいと言われています。

とは言え、上質のホワイトセージを使用し、普段浄化する程度であれば、神経質にならなくても良いと思います。