2019/08/03 16:38

月の誕生石はルビー 
「宝石の女王」とも称されるルビー。 
情熱的で官能的な赤い色と輝きは、古くから身につける人に活力を与え、健康と幸運をもたらし、邪気から持ち主を守ってくれると信じられてきました。 

ルビーの石言葉は「情熱」 
ルビーの赤は情熱の赤。 
女性が身につけると内に秘めた情熱、妖艶さ、華やかさを引き出し、成熟した大人の女性の色香を持ち主に与え、恋愛成就へ導くと言われています。 
また、男性が身につけるとカリスマ性が増し、成功運を呼び込み、物事を勝利に導くと言われています。 


ここからは豆知識。
ルビーはサファイアと同じコランダムという鉱物の一種です。コランダムは簡単に言うと、酸化アルミニウムの結晶。
1円玉の素材と、元は同じなのです。

このコランダムに不純物としてクロムが含まれるとルビーに、鉄とチタンが含まれると、サファイアになります。 
ゆえに、不純物を含まないコランダムは無色透明です。 
ルビーの赤い色はクロムの含有量に左右され、赤紫色から朱赤までさまざま。 

ミャンマー産の透明な濃い赤色のルビーは最高級品とされ、「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれています。 
ただ、明確な国際基準がない上に、クロム含有率で選別するのではなく人の目で選別していること、鑑別機関によって基準が違っていたり、ミャンマー産でないルビーにもこの名前が使われていたりすることもあり、曖昧な部分も多いようです。 
ちなみに、ルビーの産出地域はアジアが中心で、欧米では鉱脈が見つかっていません。 
そう、ルビーはアジアンビューティな宝石なのです。