2019/11/03 12:00

こんにちは。
11月に入り、朝夕冷え込みが深くなりぐっと秋めいてきました。
この時期は寒暖差が大きいので、体調を崩しがち。
身体をあたためる生姜をたっぷり使った、ハニーティーやホットチャイ、甘酒などなど、作る時間を楽しみながら、秋の夜長を過ごしたいですね。

さて。
今日は11月の誕生石のひとつである、シトリンについてのお話です。
11月の誕生石としても知られているシトリン。 
和名で「黄水晶」と呼ばれるとおり、水晶のひとつです。 

シトリンの石言葉は「希望」「友情」 。
「金運をあげるパワーストーン」として紹介されることが多いので、金運アップのお守り石としてご存知の方が多いかと思います。
シトリンは太陽のエネルギーを宿すとされ、石そのものがポジティブなパワーを持っていると言われています。 
そのため古くから持ち主を成功に導く石として愛され、家運隆盛(子孫繁栄)、商売繁盛、金運、健康運を司るとされてきました。 
プラス、水晶としての癒やしの力も持ち合わせているため、心や身体のストレスを解放し、持ち主の気持ちを安定させてくれると言われています。 

【マメ知識】 
シトリンの黄色は、実は鉄の色。
水晶に鉄成分が含有されることにより、黄色く発色します。 
この鉄の含有量により、淡い黄色からオレンジに近い濃い色まで、幅広い色合いが存在します。
ただ、現在流通しているシトリンのほとんどは、この天然シトリンではなく、アメジストやスモーキークォーツを熱処理加工し、黄色く変色させたものです。 
また、安価なシトリンは練水晶を着色して作られています。

天然シトリンは、ボリビア、メキシコ、ウルグアイ、マダガスカル、それにスペインで多く産出されています。
熱処理加工されたシトリンは、多くの場合、アメジストの一大産地であるブラジルで採掘されたものです。

天然シトリンは非常に流通量が少ないので、最近はそのレアさを巧妙について、天然シトリンとして高値で販売している合成シトリンも存在するようです。
色の濃いものが天然シトリン、と言われることも多いかと思いますが、一概にそうとも言えませんし、見ただけではそれが加工されたものであるか、そうでないかという判別はとても難しいです。
今の技術ではどうにでも加工できてしまう現状を考えると、本当に天然シトリンにこだわって探しているのであれば、信頼できるお店に相談することをおすすめします。

私たちがパワーストーンとして天然石を楽しむ場合、シトリンはほぼ加熱処理をされたものと考えて良いと思います。 
天然石のパワーとしては、水晶の中で黄色い色合いのものをシトリンと捉え、効果は変わらないとされています。
結局のところは、石を手にした人の気持が、自身の潜在能力を目覚めさせると言えるのかもしれませんね。

クリスタルバルーンでは天然シトリンの際は、天然シトリンと明記させていただいています。
練水晶で作られた水晶類は取り扱っていません。
通常、シトリンと表記されているものは、アメジストやスモーキークォーツを熱処理加工したもので、独自基準でA5クラスのものを用いています。
高品質の石たちの中から、ムッシュが選別したものを使用していますので、品質的には宝石質とお考え下さい。
画像のブレスレットは、すべて水晶。
含有成分により、ピンク、黄色、グリーン、紫、茶、と異なる色合いを楽しんでいただけるブレスレットです。
石の奥深さ、面白さを楽しみたい方、水晶の持つ癒やしのパワー+@(それぞれの石の効果ですね)を楽しみたい方におすすめです。

その他、オーダーも承ります。
お気軽にお問い合わせくださいね。